2007年07月01日

パパ、がんばった!!

父の日を前に不慮の事故で入院され
中々意識を回復する事の出来なかった患者さんが
週明けに一般病棟へ転棟出来るまでに回復されました。

半月ほど前に搬送され、術後もそのままお世話させて
頂いていたのですが、以前このブログにも紹介させて貰った
あのお子さんの 「パパがんばれ!」の一言で
初めて反応を示されたお父さんです!!

脳内損傷がどう言う影響を及ぼすか、Dr.にも何とも言えない
心配な患者さんでしたが、脳ダメージでは稀に起る事ですが
治る時には劇的な回復を示すケースもあり、
今回は嬉しい結果になりました。

逆のパターンも同率の可能性で併せ持つので、
そちらも心配していたのですが、今週に入ってから急激に
回復の兆しを呈し、意識もハッキリとされ
お見舞いのご家族とも会話出来る程になりました。

勿論、今回の主治医(Dr.が命名してました)である
6歳のお子さんとも会話されることが出来ましたよ。

未だ面会を自由に出来ないので、私が抱いて入りましたが
一般病棟では毎日面会できるようになりますね!
あと少しの辛抱です。。。


この半月余りを心労と共に過ごされた奥様のご尽力に
敬意を表したいと思います。
これでゆっくりとお休みになれるでしょうね。


あの日やっとお顔を見る事の出来たお父さんに向かって
無意識に発したであろう、あのお子さんの言葉が
今年前半を締めくくるのに、本当に素敵な応援歌を
聞かせて貰った感じで心に残っています。

「パパ、がんばれ!」。。。
ご家族を守った凄いパワーを含んだ応援歌でした!

at 00:38│Comments(4)TrackBack(0) お子さんたち 

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この記事へのコメント

4. Posted by なすび   2007年07月02日 20:26
アキラさん、こんばんわ。
そうですね!
きっとあの声が回復を後押しして
パパが元気になってくれたのでしょうね。
もう少し患者さんが会話を楽しめるまでになれば
奥様からこの出来事を伺って、お子様との絆の深さを
いとおしまれる事でしょうね。
やはり回復されることって素晴らしいです!
3. Posted by なすび   2007年07月02日 20:22
徒然さん、こんばんわ。
この患者さん、今日ご家族の笑顔と伴に
脳神経外科へ転棟されて行かれましたよ。
医学的には立証できる回復過程ですが、今回はやはり
お子さんの声が全てをいい方向へ導いたのでしょうね!
いつもこう言う回復で有ってくれれば
なんて良い仕事なんだろうと思うのですが。。。
2. Posted by shinobueakira   2007年07月02日 05:24
『パパ!頑張れ!!』と言う一言は坊やの声に神様が後押ししてくれたよう感じがしますね。
心が通じた一言だったのでしょう。
これから、この父と息子さんの絆は更に強くなることでしょうね!
なすびちゃんのこのブログを全快した時にお父さんに見せてあげたいですね。
本当の主治医が『坊や』であったこに父親は感動するでしょう。
1. Posted by 徒然   2007年07月01日 20:53
お若いからでしょうか?
それとも、本当に子供さんの声が届いたのでしょうか?
半月で、その回復は 嬉しい出来事ですよね。
なすびさんをはじめスタッフの皆さんの 一年の前半を締めくくる 嬉しい出来事ですよね。

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