2010年02月20日

雪国からお便りを!

昨夜、準夜出勤で病院に行ってみると
先日、年末年始を過した雪国の小中学校の始業式で
「命について」のお話をさせていただいた事を書きましたが
その時の生徒さんたちから
診療所を経由して感想文が届いていました!

小学校低学年のお子さんには、チョッと難しいかなと思いながらも
何となくでも 「今生きて、この瞬間に一緒にいられる偶然・必然」
そんな内容を噛み砕いた話し言葉で医療者の立場で話したのですが・・・

各学年それぞれ特徴ある感想、
これからの進路についてや、お友達との関係についての悩み事。
そして思春期ならではの苦悩などを私に質問するように
書き記してくれました。

地域性も有るのか、3世代同居のお子さんたちは、
曾おじいさんなどの病気や死といういうものを体験しているせいか
人や動物の生へのとらえ方や思い方に
核家族化が進んだ都市部のお子さんたちとの
違いを感じさせられました。

他のお子さんからは、妹が生まれる際に
お母さんが長い期間、市内の病院へ入院してしまい
中々お見舞いにも行けずに淋しい思いをしたというお話も。。

一昨年の夏におばあちゃんが畑仕事をしているときに
農機具に指を挟まれて大量の出血をして意識が無くなりそうなのに
診療所では何も出来なくて、結局役場の車で2時間掛けて
市内の病院へ連れて行ってもらうまで痛そうで可哀想だった。
診療所で手当てや手術が出来れば、
おばあちゃんは長く入院しないで済んだのかな? とか。。

いじめられて自殺する同学年の人のニュースをTVで見ると
自分も辛いときに死んだ方が楽になれると感じていた。
でも生きたくても生きられない、病気の年下の子がいる事を
看護師さんの話を聞いて初めて身近に感じ驚いたので、
これからは辛くても生きなきゃいけないと思った。 とか。。

じいちゃんが「元気が一番の宝だ」と言っていた意味が
なんとなく判る様な気がしてきた。 とか。。


その他のタイトルだけでもご紹介すると・・

いのち・奇跡に感謝!!!    

一生大切なこと     

献血の血はいつか自分や家族のために巡りめぐる  
      
小さないのちでも大切な命

自分の命の価値 

生死・親と自分と未来の子供へ

      etc.

中にはご両親やおじいちゃん・おばあちゃんが読まれたら
どんなに喜ばれるだろうと思える内容のものも有りました。

こっそりと今持つ悩みを打ち明けて下さった子もいらっしゃいました。
悩める青春真っ盛りのお子さんたちですものね。

私の投げかけた命や健康・それを通した友達や家族の大切さ
そう言った彼らに伝えたかったメッセージを、
それぞれの感性でキャッチしてくれて、心に留めてくれた様なので
高校や大学へ進学する際に生まれ育った土地を離れても
故郷の大切さ、他人への思いやり、
自分自身の健康が家族への安心を与える事などetc.
そう言った事を忘れないでいてくださるでしょう。


皆さんが命や健康と言う「当たり前」と思っていた事が
本当は物凄く奥深く、そして大事であるかを
少しだけでも感じ取ってくれる機会になってくれたのなら
私にとっても嬉しい限りです!


これからお礼のお手紙と、相談してくれた子には
お返事書いて送りますからね。

本当に皆さんありがとう♪





nasubi83 at 10:37│Comments(8)TrackBack(0)雪国便り 

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この記事へのコメント

8. Posted by なすび   2010年02月22日 20:24
ばあばさん、こんばんは。

寒さの極地ともいえる思い出赴任した診療所でしたが
こうして本当に暖かなお便りが届くと涙が出るほど嬉しいです。
子供たちが命の大切さや、家族の繋がりなどを考えてくれる時間に成ったようで
ホームルームの僅かな時間だったけど、話が出来てよかったなって思っています!
最近命を重んじない軽率な行為で人をさしたり怪我させてまで引ったくりをしたり
そんなニュースを耳にしますけれど、
子供のうちにもっと命や人との繋がりについて
家族や学校で考える時間が有れば違うのかなって思ったりします。

一人ひとりへの返事は、すべて手書きでひらがなを多めに使ったりして
書いているので書き終えるまでもう暫く時間が掛かりそうですが
今週中には学校へ届くように送るつもりでいます。

その返事を読んで、又暖かな家族との時間で話し合うテーマになってくれれば
いいなって思って書いています!!


7. Posted by なすび   2010年02月22日 20:17
徒然さん、こんばんは。

仰られる通り、可也な栄養剤になりましたよ(^^)
一人ひとりが病気や怪我について考えてくれた事や家族や友達の事を
思う時間になってくれたようで嬉しい限りでした。
毎日お返事書いているけど、分かり易く文章にこだわっているので
中々進んでいないのが申し訳ないほどです(^^;)


6. Posted by なすび   2010年02月22日 20:13
ニコニコおかみさん、こんばんは。

こちらこそお忙しいおかみさんなのに
コメントいただけて嬉しいです。
年明け早々の大事な始業式の日に、私の話を聞いてくれただけでも
私とすれば嬉しい事だったのですけれど
一人ひとりが命について考えてくれて、その大切さを感じてくれたようで
本当に感激しています。
今は毎日お返事書きを急いでいます(^^)
低学年の子にはひらがなを多めにしたりで書いているので
中々皆の分が終わりませんけれど・・・

5. Posted by なすび   2010年02月22日 20:08
アキラさん、こんばんは。

思いもかけない感想文と質問のお手紙が届いたのには
私の方こそ激励を受けたようで感激してしまいました。
命の大切を少しでも感じ取ってくれたのなら
年末年始を寒い北国で過ごした甲斐も有ったかなって(^^)
そう感じて毎日お返事書いていますよ!

4. Posted by Happyばあば   2010年02月21日 09:16
とても嬉しいお便りをいただかれましたね。
子供たちも命についてよく考える時間になったのでしょう。
子供たちの感想が素直で優しくで、こちらも嬉しい気持ちになりました。
自然は厳しいですが、おじちゃんおばあちゃんのいる暖か~い家庭・学校・地域で育まれたものなのでしょう。
お返事書きは大仕事ですね。
無理のないよう頑張って?!

3. Posted by 徒然   2010年02月21日 00:11
雪国からの嬉しいお便りは、なすびさんの栄養剤になりそうですね^^
そして、子供たちもきっとそれぞれの感じ方でずっしりと心に残っていると思います。

ニコニコおかみさんの仰るように、一人ひとりへのお返事は大変になろうかとは思いますが 子供たちにはしっかりと響くと思います。
大変だとは思いますが、頑張ってくださいね。
2. Posted by ニコニコおかみ   2010年02月20日 16:26
ご無沙汰をして申し訳ありません。
とても 嬉しい便りですね。
なすびさんのお話を 雪国の子供達は
しっかりと 心に刻んでいることでしょう。
成長していつの日か 故郷を後にする子も故郷に残る子も なすびさんの話された事や お便りを出した事思い出す日があるでしょうね。
校長先生のお話等は以外に忘れてしまっているものですが・・・!
一人 一人へのお返事
忙しいなすびさんには大変な事でしょうが このお返事がまた子供達の大切な宝物になるはずですから 頑張ってお返事書いてあげてくださいね。
 
1. Posted by sinobueakira   2010年02月20日 11:19
雪国の子供達からの『命について』の沢山の感想文が届いて、なすびちゃんの心は一足早い「北国の春」を迎えたようですね。
子供達にとって、なすびちゃんに出会えた事は大きな宝物になったことでしょうね、そしてなすびちゃんにとっても嬉しい喜びになりましたね。
北国の子供達の生活環境は厳しいものがあると思いますが、家族や、友達との暖かい絆が其の中から育っているようですね。
被災地の救援活動もアッパレですが、このような小さな雪国の医療活動もアッパレ!!です。
なすびちゃんからのお返事で更に子供達の心になすびちゃんの存在が大きくなるでしょうね。
其れが子供達にとって、心温まる「北国の春」になると思います。

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