2010年07月07日

七夕ですね。。。

今日は七夕、皆さんのお宅では笹飾りなどされましたか?
病院でも小児科の患者さんやご両親、
そしてスタッフがメインになって外来ロビーに笹飾りを作りました!

毎年の事とは言え、患者さんは殆ど入れ替わり
去年の飾りを知る患者さんは少ないのですが
中には病院で笹飾りを見るのが5回目6回目といった
小さな患者さんも少なくありません。

去年の飾り付けを私と一緒に手伝ったいた5歳の男の子が
今年も先月末まで一生懸命私達スタッフと一緒に
折り紙リングやお星様の絵を描いたりして
楽しそうにこの日を待っていました。

お子さん達にしても、小児科スタッフ以外の顔ぶれに接するのは
こう言う機会しかないので、
私達とのお話も楽しい時間だったようです。



丁度お星様のお絵かきをしていた頃
その男の子が、病室で知り合ったお友達の話をしてきて
「○○君はこのお星様なんだよ」 そう言って
天の川の脇に大きなお星様の絵を描いていました。。。

小児科病棟はある意味成人病棟より厳しい現実を
目の当たりに知る事があります。

昨日まで一緒に治療したり、院内教室で授業を受けたお友達が
翌日急にベットでDr.達に囲まれて・・・
楽しいおしゃべり仲間が居たベットは、
いつの間にか綺麗に整頓されて真新しいシーツに変わっている。

子供ながらにも、人の生死の意味合いを肌で実感する瞬間。

そんなお友達は一緒に病と闘う戦友なのかもしれません。
私達が感じる以上の何かを子供同士で分かち合い
そして応援し合っているかのようにも感じます。

ただ時々思うのは、もしかしたら小さなお子さんといえども
戦友の死を自分の近未来に置き換えているかのようにも感じます。

5歳のお子さんがお星様になった戦友を
天の川の傍に書いた理由は
 「○○君、天の川見たこと無いんだって! 
  だからお星様になったら近くで見れるでしょう!?」
そう笑顔で答えてくれました。

私が 「これだけ近いときっと綺麗に見えているよね、ありがとう」
そう言うと
    「僕がお星様になったら、なすびさん僕の星書いてくれる?」

入院が長い分、お友達とのお別れも多かった事でしょう。
元気になってご両親と一緒に帰宅できるお友達より
旅立ってしまったお友達の事を深く記憶している5歳の男の子。

普段接する対象が同年代より圧倒的に大人との時間が多く
5歳とは思えない大人びた感性も持ち合わせ
そして自分の病気の重さもぼんやりと理解しているのですね。


僕の星書いてくれる?

私の目を一直線に見て、そう問いかけられた時は
二の句が告げないほどハッとしてしまいました。

彼にとってお空に見えるお星様は
旅立っていった病室のお友達なのかも知れないですね。。。








nasubi83 at 22:51│Comments(6)TrackBack(0)イベント 

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この記事へのコメント

6. Posted by なすび   2010年07月12日 13:41
Happyばあばさん、こんにちわ。

お子さん達の悲痛な声は本当に悲しい思いになりますね。
一生懸命病気と闘っているその姿は
お子さんである事すら忘れてしまうほどの
ある種の逞しさと健気さが入り乱れ
こちらが受ける有機のほうが多くなります。
そして何もして上げられない無力感すら覚えます。。。
お子さんの病気が無くなればいいのにって
本気で思う事がしばしば有ります。。。。

病院スタッフはそれが仕事ですから
どうぞ気兼ねなく何でもお申し付けくださいね!
回復に役立つ事なら出来る限りお手伝いしますし
考え方の不一致はトコトン話し合って
患者さんとの距離を縮めていこうと努力していますから。。

ですのでどうぞお気になさらず、
何なりと話しかけてくださいね!
そして一日も早いご回復を一緒に目指しましょう!



5. Posted by なすび   2010年07月12日 13:34
徒然さん、こんにちわ。

普通な事。。。
実はそれが一番得難い大切な事なのでしょうね!
今笑顔で居られるその幸せが
いつまでも続くよう、その当たり前を大事にしていきましょうね!

4. Posted by なすび   2010年07月12日 13:32
アキラさん、こんにちわ。

歯痛は治まりましたか!?
痛み止めもいろんな種類があるので
余り強い効き目のものより、アキラさんにあったものを
処方していただいたのでしょうけれど
即効性がなかったようでチョッと大変な思いをされたようですね!

病院のお子さん達は、長く入院されている子にとって
いろんな意味で酷な事が多くなります。
来年は・・・そう願っているのは皆一緒ですが
明日をも迎えられる心のゆとりすらない
そんなお子さん達も多く居ます。。
やはり病院の中は非日常ですね。。。

3. Posted by Happyばあば   2010年07月10日 15:33
私と同じ病棟に小児科もあったのですが
夜になると泣くともないようなか弱い声がずっと聞こえてきて、切ない気持になっていました。
ママは一緒にいてくれてるはずですが
子供なりに耐えてる何かがあるのでしょうね。
ほんとに病気と闘ってる小さい子を見るのは辛い事でした。
みんな1日も早く家に帰れるといいですね。

それに、「お休みあるの?」と、思わず聞いてしまうほど病院のスタッフさんたちはよく仕事なさっていました。
感謝の気持ちというか頭の下がる思いでしたね。
なすびさんもどうぞご自身のお体も十分気をつけてくださいね。
2. Posted by 徒然   2010年07月09日 13:43
七夕・クリスマス・誕生日…無邪気にただ喜んでお祝いできない子のお話を聞く度に普通に生活している自分を有りがたいと感じます。
1. Posted by sinobueakira   2010年07月08日 01:09
小さな子供達にとって、七夕祭りは色々なお願い事を短冊に書いて笹に飾っているようですが、病院で病と闘っている子供達には辛い現実を突きつけられますね!
5歳で既に生死の間で闘い続けている子供達がいることを忘れてはなりませんね!
来年の七夕には自分の家で願い事が笹に飾れると良いですね!
私も昨日、突然歯が痛くなり、後輩の歯科医院へ行って治療してもらいましたが、痛み止めの薬も中々効き目がなくて大ピンチでしたが、今はやっと痛みが治まり食事も出来るようになりました。
情けない話ですが、5歳の子供さんに聴かれたら何と言われるでしょうね?


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