2011年04月16日

ランディも避難準備!

3月11日14:46 大震災発生
しかも30分ほどおいて同じ規模の大きな余震がもう一度!

首都圏でも可也大きな揺れを感じた事から
転倒や落下物などによる救急患者さんが発生することも考えられ
又東日本沿岸全域に津波警報・注意報が発令され
コンビナート地域など含め、大きな被害も予想されたので
直ぐ私にもスタッドコールがかかりました。

これは大災害などが起こった際に、
緊急医療体制をとる為に休暇中であれ勤務明けであれ
全ての医師や看護師を呼び戻す緊急招集命令です。
このメールを最後に電話もメールも繋がらなくなりました。

余震も続いていましたが、不安がるランディを一人残し
母の無事を確認しようと電話しても繋がらずに
心配も解消できないまま病院へ駆けつけました。

何度も繰り返す大きな余震の中
病院で震災被害以外の患者さんも含め救命処置を終え
震源地方面からの患者さんの受入体制を整え、
首都圏での被害状況がある程度掴めた事などから
翌日以降の現地への派遣に備えて派遣要員は一旦帰宅しました。

不安顔で待っていたランディですが、
心配した体調を崩す事もなく元気でいてくれました。

そして先ずはいつでも避難できるようランディの避難準備です!
この余震の規模ではいつここでも停電や火災などの他
上下水道の麻痺なども懸念されたので
避難勧告が出ても良いように準備しておかなくては!

P1000101_R

避難先でも無駄吠えしないよう、
クレートにお手製カバーかけて安眠を取れるようにして
いつも寝る時は外す連絡先記載のカラーや
脱いで寝るお洋服も、この日は避難時の飛散物から
身を守るために着用したままです。

そして手前のベルトはいつもお散歩の時に腰に巻いているのですが
中にはペット用トイレシートやエチケットパック、
それに飲み水と3日分のご飯を小分けにして入れてあります。

もし夜中にもっと大きな余震がおきて避難指示が出ても
こうしておけば私がベルトをしてクレートを持っても動き易いですし
避難所へ入る事になっても預けやすくなりますね。

今こうした非常時のペットマナーも浸透しつつあります。
人口密集地の都市部では、避難所に入る事になっても
クレートに入れていないペットは預けられませんから
日頃のクレートトレーニングはかなり重要です!
そして何よりペットの安全はその飼い主の安全にも繋がりますし
周りの避難者にも迷惑を掛けなくて済みますから
都市部でペットと暮らす以上、最低限のしつけマナーですね。


準備が済んだらランディの心配を解くように
その日だけは一緒に寝ました。
彼も安心したのか・・・

P1000103_R

こんな感じでぐっすり休んでくれました。
それでも明け方まで何度となく大きな余震に怯えたのは私と一緒。
この夜は交通機関が止まってしまい
サラリーマンやOLさんが何キロも歩いて帰宅したり、
職場で夜を明かしたりと
帰宅難民も多く出て本当に恐ろしい一晩を過ごしました。。。


夜が明けた頃からメールが通じるようになり
私が派遣される時にいつもお留守番をお願いする
先輩の動物病院へ向かいました。

その時にはもう開店前のスーパーの前に
何人もの人が並んでいましたよ。。

P1000104_R

開店はいつもなら10時ごろでしょうけれど
まだ朝の7時過ぎですよ!

確かにこの日以降、こちらでは食料品や防災・情報用品
それにガソリンが暫く買えない状況が続きました。
未だに一部食品やカセットボンベ・乾電池などは
生産が間に合わないのか手に入りずらいようですけれど。。。


余震が頻繁に続く日々を動物病院のホテルで過ごさせるのは
本当に申し訳なかったけれど、先輩が言うには・・・

「なすびがどんなにケアしたって、
 ワンコのストレス疾病に対応できるのは俺の方だよ!」

ですって。。。

まぁ確かに専門家ですからねぇ、獣医さんだし。。。
しかも先輩やこの病院のホテルやスタッフさんの事も
ランディは大好きになっているので安心なのですけれど・・
チョット淋しい思いもするのですよ、母親としては(-_-;)

それでも先輩の病院は、非常時のペット受入を行っているほど
ペットの避難所としての役割も持っているので
預けていくには一番安心できる病院なのですけれどね。。


先日やっと派遣を終えて彼を迎えに行き一緒に帰ってきたら
こんな感じでクレートで休んでくれました。

P1000107_R

そして落ち着いたのか・・・

P1000108_R

「ママ、やっとお家に帰ってこれたねぇ。 僕は大丈夫だからね」 

そんな感じでしょうか!?
穏やかな優しい眼差しで私のそばで寛いでくれています。

ダメなママだけど、これからもよろしくね!



まだ大きな余震が続くので、
避難用のランディご飯や飲み水は毎日新しくして
カラーやリードと一緒にいつでも持ち出せるように準備しています。


今回東北の地方都市の避難所をいくつかまわり
ペットとして飼われていた動物の避難や一時預かりをする
ボランティア団体の方ともお話しする機会が有りました。

やはりクレートトレーニングがなされていないワンちゃんも多く
避難所傍で預かれる数に限りも有り、
首都圏や関西エリアへも一時預かりをお願いするため
移送したワンちゃんたちもいたそうでした。
その移動はクレートなのに、慣れていない子たちは長い時間
可也のストレスを溜めての移動だったことも手伝って
残念な事に避難先で体調崩して亡くなる子も多かったそうです。


地震や環境変化で可也なストレスを負うのは人間と一緒ですし
普段慣れないクレート移送では体調崩しますので
ランディのお散歩友達のワンコも皆トレーニングされています。

ペットと暮らす以上
いざと言う時に大切な家族ともいえるペットに
かわいそうな思いをさせないためも
そして避難生活の際に周りの方や
預かって下さるボランティア団体の方へ迷惑をお掛けしない為にも
日頃のこうしたトレーニングが大切ですね!













nasubi83 at 02:37│Comments(12)TrackBack(0)ランディ 

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この記事へのコメント

12. Posted by なすび   2011年04月20日 18:05
shinjiさん、こんばんわ。

色々考えさせられるコメントを頂きありがとうございました。
確かに被災された方のお気持ちを理解できない方もいらっしゃいますね。
それはその個人の問題もあれば、震災の影響をどれほど受けているか
そんな違いもあるのでしょう。
悲しいかな、それも人間なのでしょうね。

報道の方向性に一面だけ目を奪われ
その裏側を見る事なく思い込んでしまう事は
本当に怖い事ですものね!


11. Posted by なすび   2011年04月20日 17:59
アキラさん、こんばんわ。

壊れてみれば「困ったも」と感じます。
それでも現地ではその恩恵もあり、被災者の中には
一概に原発悪と訴えられない人も多くいます。
報道は一面化してしまいがちですが
その情報を受ける側としても自己の判断が必要になりますね。

10. Posted by なすび   2011年04月20日 17:51
wiredさん、こんばんわ。

ランディと暮らし始める前に
色んなお友達からしつけやトレーニングの重要性を教えられました。
可愛いと思うのには、そのペットを家族として
どんな時も安全を与えられるよう
危険な事等を排除できるように飼い主のコマンドを聞けるよう言われました。

可愛がるのと同様にしつける事も愛情なのだとの言葉が今本当に大切に感じています。
留守番がちなランディもママが来るから不安は無いよって
そう感じていてくれるなら嬉しいのですけれどね!

被災した場合にも家族の一員のペットに
出来る限りの不自由を掛けない為にも
周りへ迷惑をかけないようしつけておくことが
大事なんだと実感させられてきました。
9. Posted by なすび   2011年04月20日 17:44
ばあばさん、こんばんわ。

以前ばあばさんのコメントでお嬢様ご夫妻が
イタグレさん達とドックランへ出かけてらっしゃるお話を伺い
その端々にしつけについてもしっかりなされているんだなぁと
感心させられお手本にさせて頂いていました。

まだ余震の活発な時期と落ち着いている時期の波の中ですので
お散歩中に大きな余震が来たら怖いなぁと
怯えながら出かけていますので
早くゆっくり寛ぎながらお散歩できるようになるよう
祈る思いでいます。

それでもランディのご機嫌取りに
時間を見つけてはお出かけするようにしているんですけれど。。

ランディを預ける時はいつも車なら30分ほどで
先輩の病院へ着くのですが、そこへ行けないときは
近所にいるお友達や同僚の何人かが
いつでも預かってくれると言ってくれているので
いざとなったらお言葉に甘えようかと思っています。
8. Posted by なすび   2011年04月20日 17:32
りんママさん、こんばんわ。

ランディと一緒に暮らしだそうとした時に
獣医さんやしつけトレーナーさんから
何度となくクレートトレーニングと
呼び戻しトレーニングが重要です!って言われてました。
その重要性が今回本当に生かされたなぁと思っています。
りんママさんにもお散歩やカフェレッスンの中で
色々教えて頂けたので本当に感謝しています。
これからも又遊んであげてくださいね!

7. Posted by なすび   2011年04月20日 17:27
ニコニコおかみさん、こんばんわ。

震災被害者は人ばかりとは限りませんね。
養鶏や養豚などの家畜類も被災したり
避難の際に泣く泣く置いて行かなければならなかったりと
誰もが悲しい思いもしましたね。
放射能汚染の退避地では、一時帰宅できた被災者がペットを避難先へ連れて戻る事もできませんでした。
そんなつらい思いを誰もがするしかない
それが今回の震災なのでしょう。。
せめて避難時にクレートヘ入れて連れ出せれば
避難所で共に暮らせなくともボランティアに預ける事は出来たのにと
悔やまれる後姿をなども見ました。
ペットも家族ですからその安全を確保するのも
飼い主の責任だと実感してきました。


6. Posted by shinji   2011年04月19日 09:18
なすびさん、この週末に実家の片付けに行ってきました。
なすびさんが活躍してくださった避難所には
おさななじみの家族や知人も多く避難ていましたが
残念ながら避難後に亡くなられた知り合いのお年寄りもいて辛い思いをしました。
原発問題が避難に輪をかけて、あそこの避難所ではまだ音楽や花見などのイベントで
心を癒す状況ではなく今後どこへ避難するかで
皆頭が一杯でした。
町の大半が農業化原発関連の仕事だったので
今まで自民党の原発推進に賛成多数だったのに
こうなるとなぜか民主党が悪いと言い出す自民党議員も多く
末端の市民は困惑していました。
報道は復旧イメージをアピールするかのように
避難所で花見したりコーラスボランティが歌って年寄りの笑顔をニュースにしていますが
それは援助の行き届いた大きな避難施設でしかなく
現実はなすびさんたちが入ってくれた
わが故郷のような小さな避難所では明日をも見えない辛さに浸っています。
ニュースだけ見て桜で癒されてほしいとか
音楽聞けば和めると思い込んでいる地方に住む方が多いのには驚きでした。
衣食足りて音楽やレジャーが楽しめるのに
東北でも桜の季節になったから被災者も癒されてると
何も考えずに思い込む人の安直さは報道に飲み込まれているからでしょうね。
被災者としては悲しい思いでした。
うちの家族は医療援助も受けられ助けられたと実感できましたが
まだ地元では辛い思いをしている人が取り残されていることを
全国の人にも感じ取ってもらいたいです。
避難地域では放射の汚染の可能性が有るので
取り残されたペットや家畜を発見しても
避難所へ連れて戻れない悲しさもあります。本当にひどい状況です。
あの故郷を見て悲惨さのすごさに立ちつくしましたが
逆になすびさんたち医療部隊が早期に援助に入ってくれたことに
本当に命がけで入ってくれたのだと感謝するばかりでした。
ありがとうございました。
5. Posted by shinobueakira   2011年04月19日 07:12
ランディ君も地震には驚いているでしょうね!
でも頑張ってくれているんですね!
今回の震災でペットのワンちゃんが屋根の上で漂流している映像を見ましたがペット達も被災にあって苦しんでいますね。
早く落ち着いた生活が出来るようになる事を祈るだけです。
今回の大地震は津波の怖さを改めて見せ付けられましたが、もう一つ原子力発電の安全神話が崩れ再度原子力発電の在り方が問われる事になりましたね。
自然災害とは違う、人類の作りだしたエネルギーは見えない恐怖を撒き散らしているようで、困ったものです。
新しいクリーンなエネルギーを造らないといけませんね。
4. Posted by wired   2011年04月18日 22:49
ランディ君
毎日の余震、怖いと思います
パニックになっても不思議じゃないのに
ランディ君えらいなー
ペットを飼うという事はトレーニングも含めてですね、可愛がるだけじゃダメなんですね

被災地でのペットの様子をこの前TVで見ました、鎖で繋がれたままの犬や餌が無く座り込んでいる犬、状況からそこまで手が回らなかったと言うのは分かるけれど、少しでも助けてあげて欲しい
3. Posted by Happyばあば   2011年04月17日 05:58
ランディ君も怖い思いをしたのですね。
預かってくださる下さるいい先輩がいらっしゃるので安心でしょうけど、そちらまで連れて行けなくなった時は困りますね
娘のところはイタグレが2匹いますが当日は運よく2人とも休みで家にいたとか。
どういうこどなんでしょう・・・
こんなことめったにないことなんですけど。
さっそく犬のための準備が出来ているか聞いてみましたらちゃんと揃えて玄関に置いているとか。
ペットを飼うのも大変ですね!!
とにかく余震ももう収まってほしいと願うばかりですが、こればかりは・・ね。
ゆっくりランディ君とお茶しながらお散歩できる日が早く来るといいですね。
2. Posted by りんママ   2011年04月16日 15:33
ランディ君もしっかり避難準備完了ですね!
今回の地震は人間でもこれほどのストレスになるのだから
ワンコたちも可也不安を抱えているでしょうね。
うちのリンは揺れの度にキャンキャン吠えて
落ち着きなく走り回ってしまいます。
トレーナーの先生にもしつけの重要性は何度となく聞かされていたので
走り回ってもクレートを見せると一目散に駆け込んで
「ここなら大丈夫だよね」って顔で私を見ます。
都市部でペットと暮らす以上最低限のしつけやマナーは
こうして役立つのですものね!
なすびさんは忙しいのにランディ君のしつけもちゃんとされていて
やっぱり愛情いっぱいに育てているんだなぁと
改めて尊敬しています。
落ち着いたら又りんと遊んでね!
1. Posted by ニコニコおかみ   2011年04月16日 12:58
今回の地震ではペットも沢山被災し
助からなかった子も多かったでしょね。TVで写しだされたペットたちの様子に涙させられる事もしばしばでした。
ペットを飼うものとして 緊急事態が起きた時 ペットにも周りの人にも迷惑を
掛けない為にも 日ごろのしつけや準備は大事ですね。
我が家では 孫達と一緒にやすむ習慣が付いてしまっています。
クレートで過ごす事が出来るよう 今からしつけておかなければいけませんね。

まだまだ 強い余震が続いて不安な日々
だと思いますが くれぐれも御自分の体にも気をつけ栄養のあるものを食べ 休める時はしっかり休んでくださいね。
大変な日々を過ごされてるなすびさんにこうしたお声がけしかできなくて・・・・!

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