2011年05月17日

帰任報告会

3回の被災地派遣に就いたので
災害医療等に携わるスタッフ向けの
現地活動報告会を行う事になりました。

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その前に指導教授などを交えて現状支援の不備など
現地で実際に感じてきた事を報告、指導を頂いています。
一人だけ白衣ではないDr.が災害救命のドン的教授です!

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現地では震災直後の救命活動のほか
避難所に落ち着いてから体調を崩される方も多く
低体温症への対応や心筋梗塞や脳梗塞の原因になる血栓予防などと
それぞれへのメンタルケアなどについて実際に行った活動とその推移
そして気になっていた点などを報告し教授陣から指導を受けました。

その後久しぶりにステーションに顔を出したら・・・

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懐かしい笑顔で皆が迎えてくれました(^^)
でも仕事もしっかりしていますよ!!

この時だけはちょっとだけ手の空いたスタッフが集まってくれて
無事の帰任を祝してくれました♪

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そして週末の外来を利用してスタッフ以外にも
現地の事などに興味のある患者さんもいらして報告会開始です!

スタッフ向けの報告会だったのですが、
週末と言う事もあって患者さんにもオープンにした方が
こう言った活動の普及などに興味を持っていただけたりするので
急きょ会議室から外来ロビーに場所を移しての開催でした。
私もあわてて白衣から着替えましたよ(-_-;)

内容は患者さん向けの一般的なものから
スタッフ向けのものまで前後半に分けての二部制で行い
現地の惨状と震災発生直後の救命医療からその後の健康管理まで
事後に生かせるようなデータとしても有益なものになりました。

兎角医療者の立場からの視線に偏りがちな救助救命活動も
見学頂けた入院患者さんの素朴な意見や質問などから
多角的視野を持って今回の活動を見直すきっかけにもなりました。

そう言う意味でもオープンにした事は意味のある事でしたよ!

まだこれで支援活動が終了した訳ではないのですが
取敢えずの現地活動報告も出来たので一安心でした。

既に通常業務へ戻っている毎日ですが
今後もまた要請が有れば現地へ向かう事になります。
それまでご迷惑をお掛けしたスタッフの為にも
頑張らなくてはいけませんね!

余りの惨状の規模に、ちょっと心が疲れた派遣でしたが
そろそろしっかりしないと!!















nasubi83 at 16:24│Comments(13)TrackBack(0)ボランティア 

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この記事へのコメント

13. Posted by なすび   2011年05月29日 00:35
Wiredさん、こんばんは。

優しいお言葉に感謝しています。
でもちょっとほめ過ぎです!

先輩後輩関係なく迎えてくれたことに私も安堵感で一杯でした。
シフトも可也穴をあけているのですが
フェローの私の業務を理解してくれて、みんなでカバーしてくれたので
本当に仲間には感謝でいっぱいです^^v

12. Posted by ezwired   2011年05月26日 22:35
ご苦労様
仲間達との再会いい写真ですね

謝る事は何もないと思います
きっと多くの犠牲を払って活動されている事と思います
僕はななすびさんのブログを読む度、自分に向き合う事になります、ありがとう
あなたは素晴らしい人だ

11. Posted by なすび   2011年05月22日 17:28
shinijiさんへ、文字数が一杯になったため
追記させてくださいませ。


ただ一つ付け加えさせていただけるのなら
コメントくださっていらっしゃる方々は、皆さん同じ方向を向いていて
復興・復旧への思いは私たちと同じだと思っています。
今回は気分を害された事でしょうが、もしお許し願えるのなら
今後ともお付き合いくだされば幸いに思います。
本当に申し訳ございませんでした。
10. Posted by なすび   2011年05月22日 17:25
shinjiさん、こんにちは。

週末も大きな余震が頻発していましたがご実家の方は大丈夫でしたか?
こちらでも余震の度に患者さんのルートなど押さえたり、
再確認したりとあわただしい状態が続いています。

以前、「意識の乖離」の中でも書きましたが、
やはり実際にこの震災を目の当たりにした人とそうでない人とでは
どうしてもその感じ方に差が出るのは仕方のないことです。

震災のインフラ被害だけで言えば、
青森から神奈川までの沿岸だけでも大きな損傷でしたが
原発の影響でその復旧が遅れているのは福島の一部だけですね。
それでも報道だけで受け止めてしまうと、原発のせいで復興できないほどだから
チェルノブイリより酷い未曾有の災害だと感じる方もいらっしゃるでしょう。
被災者側からすると、そういう言葉が無責任に聞こえ
風評被害の一因になると思われるのも理解できます。

それでも恐らくそう言う言葉を使ってしまうほどの
強烈なインパクトがこの震災と経験したことのない未知の恐怖の原発事故を
象徴する裏返しにも見えますね!
つまりはみんな見ている方向は同じなのだと思いますよ!

実際に被災してしまったshinjiさんからすると、聞きたくない安易な言葉ですものね。
大切なのは私たちは、現地の人がどれほどナーバスになっているかも含め
報道を深く理解して被災者の気持ちになって
言葉を選ぶ心のゆとりを持つことでしょう。

ご指摘のように過去に被災者の気持ちを逆なでするようなコメントがあったとしたら
私が管理できていなかったことですから、お詫びをしお許しを願いたいと思います。
どうぞお気にさわられたコメントがあったこと管理できずに陳謝したいと思います。
申し訳ありませんでした。



9. Posted by なすび   2011年05月22日 17:11
ばあばさん、こんにちは。

一通りの活動にめどが立ったさいに、
こうして報告会が義務付けられています。
救命の専門看護師を目指す人のための資料にもなりますし
実際の活動を通して今後の改善点なども浮き彫りになるので
教授陣からはかなり厳しいご指摘を受けることもシバシバ。。。(^_^;)

この写真はICU側のステーションなのでスタッフも笑顔ですね!
こうして帰任を笑顔で迎えてくれると本当に嬉しい気持ちになれました。
これが救命患者さんが搬送されている最中の救命側のステーションだと
みんな髪振り乱して駆け回っているんですよ(^^ゞ

8. Posted by なすび   2011年05月22日 17:06
大野さん、こんにちは。

ありがとうございます。何とか無事気帰任できました。
戻ってきて先輩後輩関係なく皆が集って来てくれた時は
チョッと涙ものでした。。(^_^;)

私はフェローの身ですから、こうした活動や研究の度に
その報告会や学会発表などが義務付けられているので
年に何回かの効したイベントをこなさなければなりません。
確かに資料作成だけで1週間以上かかるので大変ですけれどね!

7. Posted by なすび   2011年05月22日 17:03
Sacchinさん、こんにちは。

改めてご退院おめでとうございます!
Sacchinさんにまで励ましていただき申し訳ない思いでいっぱいです(^_^;)
患者さんを含めた報告会は、私の資料を読んでいた教授が急に言い出して
患者さんのほか付き添いの方や偶然面会に訪れていた方など
かなりな人数のギャラリーに恵まれて報告会が出来ました。
痛みを分ち合うと言う事ではなく、どんな行動が患者さんに視線からすると
本当の意味の援助になるか等も意見集約できて有意義な報告会になりました。

本来は皆さんご自身の病と闘っていらっしゃるのに
質疑応答では被災者の方々を憂うお気持ちで支援の方法など
お聞きになる方までいらっしゃるほどで、皆さんの心が温かいことに
私の方まで嬉しい気持ちになりました。
未だに余震の恐怖に晒されながら入院生活を送っていらっしゃる方々は
被災地の不安も身体で受け止めて応援してくださいています。
あの優しさを私たちも見習わなくてはいけないと再認識させられましたよ。

6. Posted by なすび   2011年05月22日 16:59
徒然さん、こんにちは。

そう言って頂けると心が楽になれて嬉しいです!
実はチョッと疲れていました。。。 身体と言うより気持ちがね(^_^;)

今回の報告会のために資料などまとめていたら
初回派遣時のあの凄惨な光景がフラッシュバックして
助けられなかった方々のお顔が甦ってきて苦しい気持ちでした。
せっかく地震や津波から逃れられたのに、その後の低体温症や
薬剤不足・受入体制壊滅の医療機関での応急処置など
辛い活動でもありました。

でもこれを生かして次回に備え、繰り返さないことが
私たちの使命でも有りますものね!
気持ちを入れ替え頑張らなければと思います。。
いつも優しいお言葉を掛けていただき感謝しています❢

5. Posted by shinji   2011年05月20日 11:54
なすびさん、無事任務満了されて帰宅されたのですね。
本当にお疲れ様でした。
うちの父親もなすびさんたち医療支援者の方々に命を救われ
自宅を失っても、故郷を原発に汚されても
家族が生きていられる事に感謝しています。
今日もこれから週末を利用して実家の片づけしに帰省します。
そして前の記事にあった娘さんを預けて原発で働いているお父さんの気持ちが痛いほどわかります。
なすびさんがこれほど警鐘を鳴らしてくれるのに
未だにチェルノブイリより酷いとか被災者の不安をあおる事を言う人がいる事に
やはり被災者として悲しい思いでいます。
言葉だけの応援と言うより、やはり被災者の気持ちが理解できないのかと
残念な気持ちになりました。
これほど復興支援や救援活動して下さる方がいるのに
同じ日本人としてどうしてこれほどまでに伝わらないのかと
恥ずかしさも覚えます。
命を懸けて救助や支援をしてくれる人もいるというのに
悲しいですね。

4. Posted by Happyばあば   2011年05月19日 07:43
報告会まできちんとなさるんですね。
こういう積み重ねがまた次の時に
活かされるのですね。
お疲れさまでした。

ナースステーションはどこも同じようですね。
入院中の事がよみがえってきました
ナースの皆さんも通常の激務を感じさせないような晴れやかな笑顔で(見えませんけどね・・^-^)頼もしい限りですね。
3. Posted by 愛媛の大野です   2011年05月18日 23:34
こんばんは!
いつもお疲れ様です。
主張や帰ってきたときに
みんなに迎えられると嬉しいですね
僕も安堵とうれしさを感じます。
論文やら学会やら
けっこう発表したりする機会多いんですね
準備だけでも大変だろうと思います
2. Posted by sacchin   2011年05月18日 08:55
山の向こうに被災地があるのに、何もできない状況で、こちら側はすっかり元の生活を取り戻しているのが、とても不思議な気分です。
なすびさんでさえ、心が疲れてしまったのに、避難所生活をしている人達の心労は計り知れないですね。
そんな中、患者さんも含めてオープンに報告会をされたというのは、素晴らしいと思います。
ランディ君に癒されながら、少しずつ元気を取り戻せたらいいですね♪
1. Posted by 徒然   2011年05月17日 16:55
3度目の派遣も本当にお疲れ様でした。
そして、なすびさんの様な方々居て下さるから 私たちは安心して過ごせるんだと感謝です。
なすびさんは心が折れそうに…とおっしゃいますが、なすびさんに心も体も救われた方々も沢山いらっしゃるんだと思いますよ。

報告会をロビーでされたんですね。
確かにその真ん中に居る人が気が付かない事を、外側の人に聞かれて「そっかぁ~」って気が付く事が有るかもしれませんものね。
お勤めの病院が患者側に立って色々と考えて下さっている証拠なんだとつくづく感じました。

日々の生活に戻られても、激務なのでしょう。
ゆっくりとランディ君と遊ぶ日も作って心を癒してくださいね。

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